数千万円の腕時計…本当の価値は?

数千万円の腕時計…3大ブランドであるパテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲの腕時計はスタンダードなモデルであっても、数千万円という価格がつけられているものも少なくありません。

ここで、多くの方が疑問に感じてしまうのが本当にそれだけの価値があるのか、という点なのではないでしょうか?
では、ここでは高級時計の持つ本当の価値について考えてみたいと思います。

高級時計をただの「道具」として見ると…

技術の進歩によって、安価でも精度が高く、さまざまな機能を持った腕時計が数多く登場しています。
単に「道具」としての観点から見ると、3大ブランドの機械式腕時計と、安価なクォーツ腕時計に大きな違いはありません。むしろ、精度の点で安価なクォーツの方が高いケースもあるでしょう。

では、高級時計にはその価格に見合った価値がないのでしょうか?

「道具」ではなく「芸術品」

機械式時計のムーブメントを見たことはありますか?シンプルな3針のモデルであっても無数のパーツが複雑に組み合わされ、正確に時を刻み続けています。
精度を高めるためには、このパーツの一つ一つを手作業で磨き上げ、組み立てて行かなければなりません。

一流の職人の手によって、複雑な機構のものであれば1本を仕上げるのに数年かかってしまうこともあると言われています。

そう考えると、これらの高級機械式時計はもはや単なる「道具」ではなく「芸術品」としての価値があると言えるのではないでしょうか?
3大ブランドの時計職人を一流芸術家だと考えれば、その作品が数千万円の価値を見出すことができるでしょう。

見方によっては、3大ブランドのものであってもそれだけの価値はない、と言えるかもしれません。しかし、また違った視点から見れば、数千万円という価格も決して高いとは感じないのではないでしょうか?